群馬県の一之宮「貫前神社」へ


上州一之宮「貫前(ぬきさき)神社」お参り

2019年9月15日(日)
前々から気になっていた群馬県立自然史博物館に行くことにした。
Google Mapでルートを確認してみると、近くに「一之宮」の文字を発見。
御朱印を集める趣味は無いが、お参りすることが好きなので、優先順位を変えてまずは貫前神社へ向かった。



 まず駐車場への入口が分からず一度通り過ぎた。
狭いコンクリートの急坂を登った先に1つ目の駐車場があり、そこから脇道を登っていくと広い駐車場へ行ける。他にもルートはあるようだ。私は一つ目の駐車場に空きがあったのでそこへ停めて、大鳥居への階段を登った。












大鳥居から見える街

総門の左脇に神社の御由緒が書かれた看板があり、両脇に狛犬が建っている。
一般的な神社なら総門から拝殿がのぞいて見えるか、さらに高い位置にあるはずだが、この神社では拝殿の屋根がのぞいている。
このような階段を下りた先に拝殿・本殿が存在する神社を「くだり宮」というらしい。
また、立地も谷を背にしており、まるで隠されたかのような、なぜここに建てたのだろうかと不思議に思わずにいられない。

マクロレンズしか持っていかなかった...

 総門から階段を下りて左側に月読神社が鎮座する。この日は何か奉納のために祈祷を待つ人たちがいた。

楼門からいつもどおりお参りを済ませて、拝殿を見学する。貫前神社の御祭神は二柱、「経津主神(ふつぬしのかみ)」と「比売大神(ひめおおかみ)」で比売大神は養蚕機織の神だそう。
拝殿・本殿ともに朱塗りの地と極彩の装飾がとても美しい。そしてかっこいい。
周りをぐるっと一周して本殿の後ろ側も見に行く。


 拝殿と月読神社ともに祈祷が始まったようで、太鼓の音に続いて祝詞の奏上が聞こえてきた。

本殿の裏手に行くと、谷に面していることがよくわかる。
杉の大木が生える原生林で地面は見えず、薄暗くてひんやりした空気が抜けていく。

宝物庫は残念ながら定休日だった。
蛙が刻まれているという「白銅月宮鑑(はくどうげっくうかん)」を見てみたかった。
ここは蛙と縁が深いらしい。
ご神鏡の蛙から生み出された交通安全のお守り「無事かえる」のフォルムにひとめぼれしたので、一つ買った。1,500えん。



楼門前から総門を見上げる


大鳥居前の広場から見える山々



大鳥居から駐車場入口を望む

境内にある日枝神社にもお参りして立ち去ろうとしたら、ぷちガイドツアー中の数人が来た。
この拝殿には三猿の彫刻があるという。
近づいてよく見るとたしかに小さめだが「見ざる言わざる聞かざる」の三猿が居た。
ガイドさんが通りかからなかったら気づけなかったところだ。
日光東照宮のものより古いものらしい。
他に、スダジイのぐねぐねした大木を眺めたり、個性的な狛犬を眺めたり。


交通安全お守り 無事かえる

意外と重量感がある

滑り止め付き

正午過ぎ、群馬県立自然史博物館へ。
親子連れで大賑わいだ。
恐竜の模型が動くだけでなく、各所に展示されたミニチュアにも動きがついていたり、ギミックが豊富で、お金がかかってる展示施設だなぁと感じた。
川魚などの生体も見ることができるし、動物の剥製も種類が豊富だしで言うことなし!
もし地元に住んでたら何度も遊びに来てると思う。

ガラスの床の下にトリケラトプスの骨を発掘している様子が再現されているブースは大人も楽しいと思う。ガラスがわれることはないけど、ヒヤヒヤしたり、なんとなくフワフワした気分で床下を眺めるのは面白い。
子どもたちの反応もいろいろで、「平気だもーん」と得意げに歩きまわったり、怖がって親に抱きついたり。

1時間半ほどでひととおり堪能して帰路につく。
途中、道の駅「甘楽(かんら)」で遅いお昼。石窯で焼いたピッツア、マルゲリータをいただく。
直径25cmほどあったけど、生地が薄いのでぺろりと平らげた。おいしかった。
会社用のおみやげと、丸なすが4個で100円と安かったので購入。あと、下仁田ねぎおかかと麹甘酒も。

甘酒は麹が多めでとろりとしておいしい。
ねぎおかかもごはんがすすむやつ。
丸なすは冷凍保存して、少しずつ食べていこう。

おしまい

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