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榛名湖 - 伊香保へ 2日目(2)


---榛名湖

「おぉー...見えたーー...」
昨日とはうってかわって榛名富士が姿をみせていた。
ロープウェイのケーブルも見える。
歌のとおり静かな湖畔で、しばし榛名富士を眺めていた。


2枚をつなげてパノラマ風
始め隠れていた榛名富士の頂上も、徐々に雲が晴れてみえるようになった。



満足したので榛名神社へ向かう。





---榛名神社

榛名神社本殿は参道を15分ほどのぼった場所にある。
まず市営の無料駐車場に停めるのだが、一番下の駐車場には蜂が飛んでいて、私の車にバシバシとアタックしてきた。
これではいかんと少し上の民俗資料館前の駐車場に停めた。
ここは安全だった。


参道の途中からは石段が続くため、車いすでの参拝は難しく、母には駐車場で待っていてもらう。
参道入口までは坂道になっていて、両脇に宿坊やみやげ屋が並ぶ。
うちのひとつ「大龍坊」の軒先では猫たちがのんびりくつろいでいた。



随神門
随神門をくぐると赤い欄干のみそぎ橋がみえてくる。右下は渓流でせせらぎが響く。
橋を渡って先行していた家族連れのところに、またしてもハチが現れた。
幸い大事には至らず奥へ進んでいった。
一部始終見ていた私の脳裏に能登の須須神社での出来事がよぎる。
たかがハチ1匹にと思われるだろうが、この時本気で(帰ろう。)と思った。
気にせずに側を通り過ぎる人たちを3、4組見送ったあと、白いワイシャツ姿のおじさんが目に入ったので、その人について行くことにした。
何事も無く奥へと進めた。


苔むした玉垣と樹を模した電柱


 天狗が立っていそうな大岩とトマトの碑

おじさんは夕日岳を見上げて「スゴイな...」とつぶやき、先に進む様子がないので、私も岩を見つつおじさんに(心の中で)別れを告げ一人で進むことにした。


装飾が美しい双龍門
榛名神社本殿と国祖杜
樹齢千年以上という杉がドーンと生え、御姿岩を背に本殿が建つ。
こんな山奥によく建てたなと率直に思う。
色彩が多少失われているがとても素敵だ。
本殿と国祖杜にお参りしたあと、水に浮かべると文字が浮かぶおみくじをひいた。


神楽殿に飾られている鬼?が不気味でこわい

くびれた部分に幣(ぬさ)が置かれている





双龍門は細かい装飾を直に見ることができる




矢立スギと瓶子(みすず)の滝 








歩き方がおもしろいクモの居た三重ノ塔辺り(トマトの碑もここ) 



おみくじを浸すご神水のところでさっそく試す。
職業「宣伝業関係良し」か...うーむ
おみくじは廻運燈籠(かいうんとうろう)に収めた。
ここには水琴窟もある。 かすかな音色が心地よい。
みやげ屋で花豆の甘納豆を買って、元きた道を戻った。
「パワースポット」のパワーというのはよくわからないけれど、清澄な空気というか、背筋がぴしっとなる感じが実に気持ち良い。





行きには気付かなかったが、宿坊の通りに焼きまんじゅうを売るお店があり、看板娘?の柴犬がいるのだ。
おすわりをして眠そうに目をシバシバしていた。とてもかわいい子だった。
大龍坊にはあいかわらず猫がくつろいでいた。

榛名湖 - 伊香保 編 おしまい

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