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福島周遊 2泊3日[3日目:伊佐須美神社~大内宿]

 


最終日。
大内宿へ向かう前に、会津総鎮守、伊佐須美神社へお参り。


楼門
AM8:45。
あやめ苑の池のまわりでは鴨がくつろいでいる。
神社入口の鳥居の両側には大木がどーんと生えていた。
参道のお店はまだ開店前で、宮司さんとの朝礼がちょうど終わったところだったらしい。
手水舎で手を洗っているときに蚊に刺された。かゆ...


ムキムキマッチョな狛犬


拝殿(奥)とお守り販売所(右)

参拝で神様にごあいさつ。うーん?何故かなにかすっきりしない。いろんな神社にお参りした時にいつも感じるものが感じられなかった。
なんでだろうと思いながら、境内をひとまわり。

開店した販売所で「厄割り玉」をみつけた。300円で購入。
灰色のピンポン玉サイズの玉に穴が一つ空いている。
作法は、ボールペンで玉に名前を彫り、穴から息を吹き込んで、身体の悪いところを擦り、厄割石に投げつけて割る。しかし、私が投げた玉は石に当たらず、土に転がっただけだった。ノーコンすぎる。これはご利益は...どうなんだろう?
参道を帰りしな、掃き掃除中のおばちゃんに「どこから来たの?」と訊かれた。
私が答えると、特産品くらいしか知らないといわれた。まぁ、他県の知識は私もそんなものだ。

あとで知ったことの一つは、会津の人が訊く「どこから来たのか?」にはもう一つ意味があることだ。
もう一つは、本殿が基礎しか残っていないのは、震災で壊れたのかと思っていたが、そうではなく、混み入った事情があることだった。

おみくじは吉だった。

大内宿町並み入口
AM9:30。大内宿到着。
駐車場500円(内100円は保存寄付金となっている)。

左右の側溝にはきれいな水が流れている


大内宿町並み展示館(復元された問屋本陣)

ほとんどのおうちがお土産屋、食堂・喫茶などを営んでいる。民宿は1軒ある。
一つの集落すべてが茅葺き屋根で、家自体が大きく、建ち並ぶ様子は壮観だ。

町並み展示館を見学。入場料250円。屋根の半分だけ葺き替えたばかりだった。
居間の囲炉裏には炭が燃えて、パチパチと音をたてている。茅葺き屋根が煙でいぶされると、防虫効果があるらしい。
昔使っていた料理道具や、農具の展示もある。
大内宿といえば茅葺き屋根だが、以前は瓦屋根に変えた時代もあったことを知った。


高倉神社の鳥居


ここで洗濯とかしたのかな


どのおみやげにしようか考えながらゆっくり散策する。


まさに山間の村


子安観音堂
お堂の茅葺き屋根は見たことなかった。

見晴台からの眺め

メインストリート一番奥に、見晴台への石階段がある。
見晴台からは、ここだけ江戸時代のような景色が広がる。



庭先で気持ちよさそうに眠る猫がいて、観光客の女性に「よし、よし」と撫でられつつ、あやされてもかまわず眠り続けていた。


お土産屋さんの中でも、ちりめん素材の野菜のぬいぐるみ(大根や柿、さつまいもなど)のお店は一際華やかだった。



大内宿といえば、ねぎ蕎麦だ。ねぎを箸代わりにして蕎麦をすくうやつだ。
小腹がすいたのでお店で食べている人を見てみると、おいしそうだったけど、やはりちょっと食べにくそうだった(もちろんお箸で食べてもいい)。

私は気になるお団子があったので、それを食べることにした。
えごま味噌団子だ。やわらかめのお餅に甘じょっぱいえごま味噌がかかっている。
とてもおいしかった。


おみやげは、乾蕎麦とおせんべい、兄のために地酒を買った。お蕎麦を買ったとき、店主のご婦人に、お蕎麦の外袋に印刷された大内宿の屋号を指さして、「うちはここよ」と教えてくれた。それだけなんだけど、昔から先祖代々ここに住む人の歴史を感じて、なんか感動した。

私が訪れた日は、クラシックカーが集まるイベントの日だった。しかし、PM3:00~と、私には予定時間外であきらめた。

駐車場に戻ると、駐車待ちの車列ができていた。
今後訪れる予定の人は、朝イチがおすすめです。

帰り道、道の駅たじまに寄る。
アスパラのソフトクリームを食べた。かすかにアスパラの香りがした。
おみやげは、白桃と牛乳屋のミルクみそラーメン。

大きな白桃
ふつうの桃より硬いがとても甘くおいしい

ミルクみそらーめんは芦ノ牧温泉駅のそばにある「牛乳屋食堂」の名物。
牛乳好きなので気になっていた場所だ。
帰宅後、つくって食べたがおいしかった。

アグリパル塩原にも寄り、お米を買う。パスチャライズ牛乳でひと休み。低温殺菌牛乳はうまい。

久しぶりの泊りがけの旅。福島周遊はとても楽しく充実したものだった。
今度は喜多方ラーメン食べに行きたいなぁ。

おしまい

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