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ツタンカーメンの青春展へ

 


2023年10月

角川武蔵野ミュージアム「体験型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」を観に行ってきた。YouTubeで放送されていた本展の紹介ライブを観て、実際に行きたくなったのだ。展示品は実物ではなく、精巧に作られたスーパーレプリカなので、ガラス越しではなく直に観察できるのだ。ただ、触ることはできない。
ミュージアムの入場時間は予め区切られており、予約した時間に入場をする必要がある。

私が行った日は、広場に韓国料理のキッチンカーや物産店が集まっていて賑わっていた。


観に行きたくなったきっかけのひとつ、この棺の間を守る番人の顔が兄に似ていると思ったから、である。実際によく観たが、なんとなく似ている気がする程度だ。身内以外がみたらどう思うだろうか。



トゥト アンク アメン(ツタンカーメン)の王墓への入口を模した薄暗い入場口から入ると、副葬品の収められた壁が左側にあり、のぞくことができる穴があいていた。
のぞきみると黄金の椅子やパピルスの巻物などの副葬品がみえた。
次は棺の間だ。エジプトへ行くことはできないから、遺跡の雰囲気をちょっとでも体感できるのは面白い。
カラフルなヒヒとヒエログリフ

王の棺はマトリョシカのように幾重にも囲われていて、絵とヒエログリフがびっしりだ。

並べられた実物大の厨子と棺は圧巻

2023年の干支 兎


黄金の厨子は一番大きなものだと、ちょっとしたガレージハウスほどの大きさだ。ピカピカのキラキラだ。縁に彫られた模様や、絵文字のザルの網目は整然と引かれていて、見れば見るほど美しい。
黄金の棺に施された文様も余白を許さない細かさ。うつくしい。



黄金のマスクのスーパーレプリカ。19歳で亡くなった王様のために豪華な副葬品をあつらえられるなんて、どれだけ敬われていたのか。しかし後世では存在が消されてしまっているという謎。どんな人だったのか、興味は尽きない。

マスクの後ろの大きな壁にプロジェクションマッピングできらびやかなイメージが映し出されている。
3Dスキャニング技術の進歩はこうした遺物の研究や保存のために一役も二役もかっているけれど、自分のような一般人にもわかりやすく「実物大」を感じられるのはうれしい。

儀式用の戦車や変わった形の剣

王の部屋にあった椅子。マリメッコが頭に浮かんだ。
王の部屋の再現
船の模型
美しく精緻なアクセサリーたち
船をあやつる王の像
プロジェクションマッピングではトゥトアンクアメンの時代のイメージが壮大な音楽とともに流れる。柱にもきれいに映っていた。神殿に向かうムービーは、至近距離で眺めていると3D酔いが起こるので離れて鑑賞した。
アヌビス神の長いしっぽ
アヌビス神の正面顔



トゥトアンクアメンの父アクエンアテンの像
ニコニコ美術館で観たアングルを真似て
トゥトアンクアメンの臓器入れを守る厨子
臓器を入れるカノプス壺。なめらかでとても美しい。

一番お気に入りのセクメト神像。全体のディテールも好きだし、おヘソとヒザ下部分の、スカートが透けたような、薄い生地の感じを表現しているのがたまらない。

ヒエログリフに焦点を当てた部屋では、小さな携帯ライトを使って、薄暗い遺跡に描かれたヒエログリフを探し出すような体験ができた。

会場内には所々QRコードが貼ってあり、専用アプリで読み取るとオリジナルカードをもらえるNFTコンテンツもあった。せっかくなのでDLして、アヌビス神や黄金のマスクなどのカードを記念にもらった。

スーパーレプリカによって間近に感じられる副葬品の数々で至福の時を過ごした。
兄へのおみやげに、ヒエログリフがデザインされた木製のポストカードを買い、送った。
会場の外で売られていた韓国フードの中からホットクを選び、食べながら帰途についた。

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