スキップしてメイン コンテンツに移動

榛名神社・かみつけの里博物館

 

 2024年ゴールデンウィーク、新緑の中の榛名神社へ行ってきた。
榛名湖周辺には榛名山ヒルクライムレース練習中の人たちがたくさん居た。アップダウンの激しい山道を走破するのはしんどそうだった。神社に最も近い駐車場は空き待ちの列が出来ていたので、少し離れた駐車場に停めた。

2025年12月まで社殿の改修工事のため、社殿の画像はなし。写真自体あまり撮らなかった。


参道脇に順々現われる七福神像を眺めつつ進む。右下に流れている榛名川のせせらぎも合わさってとても気持ちがいい。


鞍掛(くらかけ)岩

瓶子(みすず)の滝


楼門の獅子

時刻はお昼過ぎ。双龍門の柱には以前は無かったカバーガラスが付けられていた。
社殿へ近くなり、参拝者の列に加わる。社殿は工事のため幕で覆われており、幕には社殿の写真がでっかくプリントされている。工事内容が書かれた看板を読みながら参拝の順番を待つ。拝殿代わりの国祖社にて参拝。
いつも思うのだけど、賽銭箱前の参拝するスペースは3,4人分あるから、私は順番が来たら空いたところにスッと行って、前に並んでた人と一緒にお参りする。参拝者の待機列が出来ているから待たせないようにと思って。
でも、スペースが空いていても、参拝する個人、グループごとにお参りが終わるのを待つ人達も多い。別にどっちでもいいと思うが、私がお参りして目を開けてみると、隣には誰もいなくて、次の人が列の先頭で静かに待っている状態だったので、(待たなくていいのに…)と思いながら、そそくさとその場をあとにすることになる。
帰り道、水に浸すタイプのおみくじをひく。参道にある小さな泉に浸して浮かび上がる文字をよ…読みにくい。あとでネットで内容を確認した。

つぎは、古墳に並べられたたくさんの人物埴輪を見られる「かみつけの里博物館」へ。

実際の古墳を見に行く前に博物館で予習。
馬形埴輪(かわいい)

魚をくわえる水鳥(鵜)の埴輪


並べられた埴輪による場面の説明付き

人物埴輪(馬曳き)

人物埴輪(盾持ち)
表彰状は「群馬HANI-1グランプリ」第3位のもの

展示品の他に、埴輪のレプリカを屋外に置いて、どのように風化されていくか経過観察をする実験の様子も見られる。
博物館を一周りしたので、すぐ隣にある保渡田(ほどた)古墳群のひとつ、八幡塚(はちまんづか)古墳へ向かう。

八幡塚古墳と並べられた埴輪

鳥や馬など動物埴輪も並べられている
古代のジオラマ的な

後円部から前方部を見たところ

後円部の階段は石棺が置かれた部屋につながっている。
舟形石棺は分厚くて大きかった。石を削りくりぬくのは相当な労力だっただろう。

円筒埴輪がずらり






古墳のまわりをひとめぐり


全長96m



一番見たかった、人物埴輪が並べられたところ


王様、兵士、力士それぞれ個性がある


宴会・祭祀の場面を表しているとか。
写実的ではなくて、丸みを帯び、漫画的な独特な形がいい。


狩りをしているようす。
鷹匠の肩にタカも載っている。


鹿、イノシシ、馬、鳥
かわいい。

つづいて二子山古墳もひとまわりする。


全長108m
古墳の周りに並べられた円筒埴輪には、ひとつひとつ作った人の名前が書かれてあった。


後円部頂上には、下に埋まっている石棺の写真がある。



今回見た二つの古墳はきれいに整備されているし、当時の並びを再現した人物埴輪群は一見の価値があると思う。おすすめ!


博物館の入場券 かわいいイラスト








コメント

このブログの人気の投稿

能登半島 2泊3日 2日目(3)

午後1時 珠洲岬 珠洲岬から見える灯台 能登半島最北端の途中、空中展望台のある珠洲岬に寄ってみる。ここへは車で行けるが、入口が分かりにくい。「日本三大パワースポット」の看板があるが、最初は通りすぎてしまった。展望台への道幅は狭く、譲り合わないといけない箇所もある。 崖下に建つランプの宿 ここには有名な「ランプの宿」がある。 よくこんな場所に建てたなと思わずにいられない。パワースポット関係なく、この宿を見るだけでもこの場所に来る価値があると思う。

能登半島 2泊3日 2日目(2)

午後12時すぎ 須須神社 日本海に向かって建つ鳥居 奥能登・珠洲の須須神社は、縁結びと災難除けのご神徳があるらしい。 参道入口にある広場に車を止めて、社殿へ向かう。 入口を守る狛犬の「阿」のほうは懐に子こまいぬがいる。かわいい。 本殿への入口

群馬県の一之宮「貫前神社」へ

上州一之宮「貫前(ぬきさき)神社」お参り 2019年9月15日(日) 前々から気になっていた群馬県立自然史博物館に行くことにした。 Google Mapでルートを確認してみると、近くに「一之宮」の文字を発見。 御朱印を集める趣味は無いが、お参りすることが好きなので、優先順位を変えてまずは貫前神社へ向かった。