河口湖 1泊2日 1日目(1)

富士山
坂本真綾さんのファンクラブイベントに参加するため、河口湖へ1泊2日の旅。


2019年3月30日(土)
富士山の思い出は小学生の頃、隣の家族旅行におまけで連れて行ってもらい、五合目まで車で行ったことだけ。それだけ覚えている。

今回は新宿から河口湖駅直通の特急「富士回遊」号に乗って出発。直通になったのは今年の3月16日からで、私の乗った列車は大月駅で甲府行と切り離されて、3両のみが河口湖駅へと向かった。
車内は外国人ばかりだった。英語、中国語、アジア圏の言葉が通り過ぎる。
全席指定席だが、基本、空席と途中乗車予定(指定席券は販売済)の席には座れる(天井に付いている3色のランプで空席状況がわかる)ので、指定席券を持っていない人 がとりあえず着席するが、駅へ着くと離席していくのだった。

途中、「こちらの方向に富士山が見えますが本日は残念ながら見えません」とか「リニア実験線の橋桁が見えます」という車掌さんのアナウンスが入った。外国人旅行者の為に英語の説明もつづくのだが、流暢ではなかった。まぁそれもご愛嬌。
富士山駅を出発するときはスイッチバックかのように列車の進行方向が変わってちょっとワクワクする。

AM11:22 河口湖駅到着
外国人旅行者の急増に対応が追いついていない印象を受けた。
駅舎内の女子トイレは数が少なく、たいてい行列が出来ていた。

行きたいところは一つ決めていたが他はノープラン。
河口湖周遊バスフリークーポン(2日間有効)を購入。
路線バスは数年に一度乗るくらいなので、(こんなに揺れるものだったか?)と毎回思う。
足腰にガタがきているのもある。

その行きたいところ「河口湖オルゴールの森」。
ここの駐車場誘導係のおじさんは、スーツと帽子の欧風ファッションに身を包み、なんだか格好良く見えた。こういう雰囲気作りもいい。
館内ではさまざまなイベントタイムが設けられていて、自動演奏楽器とオペラやタップダンスとのコラボ、壁一面のデカいダンスオルガンの演奏など、全部見るには一日では時間が足りないくらい。
その中で私は、ピアノ、バイオリンの生演奏をBGMにしたサンドアートを鑑賞した。
「ピノキオ」の物語のシーンをアーティストが砂を使ってその場で作り出していくのだが、迷いなくディテールを表現していくさまは魔法みたいで素敵だった。
生演奏がまた物語をひきたてて楽しいショーだった。

次に、オートマタサロンでの特別イベント「オペラ座の道化師 みま」さんのショーを観た。始まる前までは正直期待していなかったが、彼女の歌声が響いた瞬間、場の空気が変わった気がした。「カルメン」「夜の女王のアリア」を歌いながら観客を楽しませるのすごい。彼女が指示したコール&レスポンスにもみんなノッていて、私も「ブゥラァボーー!」と拍手と一緒に贈っていた。

時折姿をみせる白鳥

ミュージアムショップでおみやげのオルゴールを購入。

二人羽織のカエルとクマの子がのっかったオルゴールで、曲は「トロイメライ」。このカエルシリーズはどれもいい表情で全部欲しいと思った。この二人羽織が一番シュールで気に入った。曲名とも何も関係ないし(・∀・)

そして、オルゴールの森へ来たのに、自動演奏楽器もオートマタのデモンストレーションも一切聴かずにここを後にしたのだった。
また次の機会に。

真綾ちゃんのライブの時間が近づき、会場行のシャトルバスに乗るため河口湖駅へ戻る。



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