屋久島編 2  -夜行を乗り継ぎ屋久島に着くまで

7月22日(火)
 九州南部が梅雨明け宣言をして、夏休みも始まったばかり。
陸路を使って鹿児島港を目指す。空路なら1時間40分の距離をわざわざ列車で行く理由は一つ。…飛行機に乗るのがこわいから。

 博多からは夜行列車「ドリームつばめ」に乗り換え。
ゆったり寝たいから奮発してグリーン席。背もたれを倒しても前後に充分余裕があり、内装が落ち着いていて素敵だった。備え付けの毛布をかけて就寝。

 明けて23日早朝、西鹿児島駅に着く。列車を降りた途端、蒸し暑さにびっくりした。
梅雨真っ只中の関東とは大違い。急いで羽織っていたシャツを脱いだ。
 鹿児島の天気はくもり。屋久島へ船で渡るため鹿児島港を目指す。高速水中翼船「トッピー」の乗船時間まで2時間弱あったので、港まで徒歩で向かった。しかし、思いの外遠く後悔する。朝のあまり人気のない商店街を通り過ぎるタクシーと、路面電車を横目に歩き続けること20分。北埠頭に到着(汗だく)。
ローソンに寄って朝ごはんのパンとジュース、栄養ゼリーを購入。船酔いが不安だったので酔い止めを飲む。
 トッピーの2階席から目前の桜島を鑑賞しつつ、屋久島へ出航!
トッピーは水面から船体を浮かせて走るからなのか、新幹線と同じような乗り心地で快適だった。港に着くまで睡眠。