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屋久島編 3 -宮之浦港

 7月23日(水)

 午前10時ちょっと過ぎ、屋久島・宮之浦港に到着。
「洋上アルプス」といわれるだけあって、眼前の風景は山頂が雲に隠れた山と山。
乗船所の入口ではガイドさんたちが予約のお客さんの名前を書いた紙を掲げながら出迎えている。その中に「空車あります」の文字を見つけ、寄っていってたずねた。
「あの、レンタカーおねがいします。」

 レンタカー契約を終えて早速向かったのは、「屋久島環境文化村センター」。
島到着時に最初に見える観光施設だ。ガイドブックによれば、屋久島の自然を巨大スクリーンで堪能できるとある。れっつごー!
 場内には4、5人のお客さんがいた。みんな静かにスクリーンを眺めていた。そのスクリーンサイズ、たて14メートル、よこ20メートル!映像を観る前に大きさに驚く。
山の上空から谷川の流れをたどるシーンはフワフワ空を飛んでいるような感覚になった。
さて、この映像美を淡々と語るナレーションは次のうち誰でしょう?こたえはページの最後に。

 1.江守 徹さん
 2.モロ師岡さん
 3.阿部 寛さん

 展示ホールでは屋久島の歴史と動植物の紹介と、樹木伐採に使用していた道具、世界遺産の認定書のレプリカ(金色のプレート)が展示してあった。

 今回の旅の目的「縄文杉登山」をするためには「登山届」が必要である。そのため宮之浦港近くの「屋久島観光センター」へ。
受付のおじさんにもらった紙に住所や氏名、入山の時間と下山予定の時間を書いて返すと、注意事項を説明してくれた。
頭に残ったのは、必ず「下山届」を電話で連絡すること。そうしないと遭難の疑いで山狩りが行われ、それにかかる費用はすべて当人持ちということだ。
「10万以上は軽くする」との言葉に、「下山連絡は必ずするべし!」と誓った。
観光センターにはおみやげも販売していたので、家族と友人に購入して配送手続きをすませた。



こたえ 3

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