屋久島編 5 -千尋(せんぴろ)の滝

 屋久島のもう一つの有名な滝「千尋の滝」(せんぴろのたき)を観に行く。
屋久島の名所へは案内の看板が頼りである。しかし、けっこうわかりにくかったりする。
あえて目立たないようにしているのか、ぽつんとあったりするので通りすぎてはUターン、ということが何度かあった。


 千尋の滝は駐車場から少し歩いたところの展望台から眺めることができる。
滝の左側は1枚の花崗岩で、斜めにスパッと切ったように平らだった。決してコンクリートで固めた岩肌ではないのだ。
自然が創り出した景観に感動した。
もう一つある展望台に昇ってもう一度滝を観賞した。

後ろを振り向くと太平洋が広がっている

 壮観な自然に胸がいっぱいになったところで民宿へ向かう。
素泊まりで予約したため、安房港近くの「Aコープ」で夕飯のお弁当とジュース、翌日の登山のためのオニギリ&牛乳を買う。

 民宿あんぼうではおかみさんが出迎えてくれた。1階の4畳半の部屋だ。
テレビとエアコンがついていて充分な広さである。眠くなる前に明日の準備をしておこうと荷物を広げていると、おかみさんがドアをノックする。
「おふろ今空いてるけど、入ります?」>ハイ、入りまーす!
汗を流してサッパリするともう眠くなった。眠気を抑えながら服を洗濯し(洗濯機も無料)、部屋に干して(物干しロープもある!)さっき買ったお弁当を食べて、歯をみがく。
明日はこの旅のメインイベント「縄文杉登山」である。
午前4時15分起床!
準備をすませて早めに就寝した。

---初日おしまい。